食品価格の高騰が家計に響く昨今、エコの視点がますます注目を集め、食材を無駄なく使う工夫が求められています。今回は、私たちの食卓に欠かせない調味料であるマヨネーズを通じて、食材の有効活用について考えてみましょう。
マヨネーズの主原料といえば卵ですが、一般的なマヨネーズは卵黄のみが使われることが多いです。では、残った卵白はどのように使われているのでしょうか?一部のメーカーでは、かまぼこや麺類、パン、お菓子などさまざまな食品の原料として、卵白を別の商品に利用する取り組みが行われています。このような工夫により食品ロスの削減が図られてきました。
一方で全卵を使用したマヨネーズには、卵白と卵黄を丸ごと使うことで原料を無駄なく活用できるというシンプルなメリットがあります。
卵黄だけを使用する場合は、濃厚なコクが楽しめる一方、卵白の再利用が求められます。全卵を使用する場合は、やさしい口当たりとまろやかな味わいが楽しめるうえ、原料を余すことなく味わうことができます。それぞれの特徴を知ることで、マヨネーズのような身近な食品もエコやSDGsへの貢献を考えるきっかけになるかもしれません。
食品を手に取るとき、ぜひその製造背景や工夫について少し思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。それは家庭の食卓だけでなく、地球にとっても美味しい選択になるかもしれません。
▼くまさん自然農園の比内地鶏卵マヨネーズについてはこちら
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