「ベルリン・フィル」と聞けば誰もが世界一のオーケストラだとわかりますが、この管弦楽団を率いる第一コンサートマスターが日本人の樫本大進さんです。さまざまの楽器を演奏する楽団員と指揮者の間にいて、一体となって音楽を構成する役割もあり互いに信頼し、尊敬しあう関係づくりに気を使う難しい仕事です。演奏会は夜が多く健康には充分注意をはらっているそうで、食事は奥様の和食中心の手料理で健康管理をされています。
樫本さんはカツ丼が好物だそうですが、奥様は健康のために「五穀米」でカツ丼を作られます。世界一のバイオリンの音色とベルリン・フィルの演奏は「五穀米カツ丼」で奏でられると思うと、なぜかワクワクします。
樫本さんは、1979年ロンドンで生まれ、3歳でバイオリンを始め、96年にロン・テイボー国際音楽コンクールで優勝し、2010年ベルリン・フィル第一コンサートマスターに就任された“世界の匠”ですね。